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東レ佐々木さんの仕事術

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前々から注目していた東レ研究所所長の佐々木さんの記事が今週の東洋経済に載っていた。
佐々木さんが、6年前に東レ研究所に移ってから、部下に出したメッセージが印象深い。
長時間労働や徹夜は決して努力といえるものではなく、効率的に結果に繋がる努力というものが必要と
いうのが佐々木さんの基本的な考え(耳の痛いところもあるが、私も諸手を挙げて賛成)。

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「残業・休日出勤問題について」
弊社の一部の社員の時間外労働時間は、月40~70時間を数える。シンクタンクの仕事は長時間労働になりがちであること、また残業の効用は十分に認めるとしても、以下を読んで仕事に対するスタンスを改めて欲しい。

1.労働基準法36条に規定されているいわゆる36協定で、残業は月45時間を越えてはならない。それを越えるにはそれ相応の理由と手続きがいる。再建会社でもない現在の当社にはそれほどの長時間労働を必要としなくてはならない事情はない。労働に対する世の基準(法の遵守)に逆らう常識の欠如を感ずる。

2.仕事はコストと成果のバランスがつねに求められる。生ずる成果に比べ多くのコストを投入する採算意識、バランス感覚の欠如を感ずる。

3.会社はプロの社員を求めているがプロとは、限られた時間の中で、いかに効率よく成果を出すかである。そのために事前の周到に考え抜かれた作業プログラムと最短コースで仕事を完遂させる能力が日々試されている。なるゆきに任せ、ただやみくもに時間をかけるのはプロのやることではない。

4.多くの残業を続ける結果、自分の健康を損ねたり、大切な家族とのコミュニケーション不足というマイナスが生ずるリスクを考えないことに、想像力の欠如を感ずる。

5.また、仕事以外の活動が人格形成に役立ち、幅広い仕事につながるはずなのに、そのことに目を向けない向上心の欠落も見られる。

6.自分で時間外の時間を記入し上司に申請するということは自ら所定の時間内では仕事ができないということを毎月表明していることであり、その羞恥心の欠如を見る。

7.そのような部下を目の前にしながら、注意もせず、仕事の指導もせず、相談にも乗らない管理職に責任意識の希薄さを感ずる。また、同じ会社の中で、同じグループの中で、残業の多い人と、ほとんどしない人が存在するのは仕事の配分が間違っており、マネジメント不足である。

2009/05/14::メディア


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