旅のヒント:旅のテクニック
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とりあえず今までの経験から学んだことをまとめてみました。
旅先でのテクニック
歩けるルートを考えること
最も贅沢な旅行というものは、歩く旅行。飛行機を使って国を跨ぐ旅行よりも、鉄道を使って都市間を移動する旅行よりも、バスを使って町々を巡る旅行よりも、荷物を背負って歩く旅行が、後に振り返ったときに印象的なものになるということは、私の経験上、確信に至るもの。移動の速度が遅くなればなるほど、現地の人と接する機会も当然多くなるし、その場の雰囲気を深く感じることができるようになるので、心に残るものは大きくなる。ただ、これには時間という社会人にはなかなか得にくいものが当然必要になるので、出来るだけ時間のある学生のうちにこれらは経験しておいたほうがいい。
そして、歩く旅行には地図の携行が必須になるけど、これにより、そこの大まかの地形と、その場で感じた印象が結びつき、イメージとして頭の中に記憶されやすくなる。ツアーのように添乗員に連れていかれる旅行では、数年も経つとどこの町に行ったかも思い出せなくなることが多いけど、それは地図を見ていないから。
汗をかく旅行をすること
ある程度の困難さを旅行のイベントとして加えることが旅をさらに面白くされるポイント(犯罪に巻き込まれるとか、そういうことではない)。その一つとして、上に挙げた「歩く」というイベントは設定の仕方としてはいいものだと思う。「大変だった」「辛かった」とかいう印象は旅行中に一つは欲しい。「楽しかった」「美味しかった」だけの印象しかない旅行では、その旅行が与えてくれる経験値としてはあまり大きなものにはならない。私が日本で山登りをしていても、印象に強く残っているのは、やはりきつかった場所ばかり。
また、同様なことを言うと、自分で出来ることは自分でするということ。チケットを取るにしても、安易にトラベルエージェンシーに頼るのではなく、駅やバスターミナルに行って、自分で取る。苦手な英語を駆使して、苦労してチケットを頼むのも、また旅行の楽しいイベントの一つとなる。人に安易に頼もうとするから色々とトラブルが発生したりする。
人との出合いを楽しむこと
素晴らしい景色や美味しい食べ物よりも、どんな人に出会うかによって、その旅の楽しさは大きく変わってくる。私が行っているエリアのほとんどは日本人に対していい印象を持ってくれているので旅行はしやすい。でも、その旅行中、彼らの輪の中に入っていけるかは人によって違う。これが出来るようになるためには、そこに住む人々の文化、習慣、宗教などについてのそれなりの勉強が必要で、さらに、それらに対する敬意が自然体で示せるようになることが必要。
しかし、飛び込む先を間違えないこと。そりゃ人間だから、中には駄目なのもいる。その辺をかぎ分けられるようになれば、さらに旅行を楽しめる。どのようにして、それらを見分けるかというと、顔を良く見るということ。ある程度、歳を経た人間は性格が自然と顔に出るもの。
インドでの事をいうと、空港やメインバザールに着くと見知らぬ人に声を掛けられることが良くある。私の経験から言うと、観光客の多い大都市で声をかけて来るインド人には、残念ながら、まともなのはほとんどいない。たまに例外もいるがそれを見極めるのは難しいので、特に初心者は、すべてを信用はしないほうがいい。あともう一つ、人を見極めるコツはものの値段に興味があるかどうかということ。「お前のカメラいくらだ?」「おまえの靴はいくらだ?」とか聞いてくるのは、頭の中はお金のことしかない人なので、ろくなことは無い。話相手として楽しむのは良いけれど深入りはしないこと。ただ、インド人には胡散臭いのが多い一方、町の裏通りなどに行くと本当に親切な人たちもいる。路地裏のインドの小さなコミュニティに踏み込めば、また新しい世界が広がる。
出来るだけ現地の言葉を使うこと
世界中、大抵の場所は英語だけで旅行できるけど、現地の人々に溶け込むような旅行をするには、その土地の言葉を少しでも勉強して行ったほうがいい。挨拶程度でもいいから、それを実際に口にすることで、彼らは親近感を抱いてくれる。自分たちの言語に興味を持ってくれる人を温かく迎えてくれるのは当たり前。
乗り物の乗り方
出来るだけ歩くというのが基本だけど。
途上国でプライベートな乗り物に乗るときは、どうしても外国人料金が適用されてしまう。これはしょうがないことだとは思っているれど、それがいやな場合は公共の乗り物にのること。こちらならぼられる可能性は少ない(全くないということではない)。もしメーターなしのタクシーなどになった場合などは料金交渉は大事。ここで決まったことはほぼ確実に実行されると考えたほうがいい。あとでディスカウントなどというものは通じないと考えたほうがいい。
バスに乗ったときなど「今お釣りが無いから後で払う」と車掌がいうことが時々あったりする。こういう場合、言わないと絶対に返って来ない。インド含め外国では言わないと何も始まらない。こういうとき英語が苦手な場合は日本語でもいいからチケットを示しながら文句をたれればいい。相手はわざとやっているのだから。要は相手に試されているということ。
写真の取り方
写真を撮るときに気をつけなければならないことは相手に出来るだけ許可を撮ること。一部の白人や中国人に目立つことだが、まるで動物を撮るかのように写真を撮っているのがいる。そういうようなやり方を真似をしないように。撮られているほうはいい気分はしないだろうし、それでいい写真が撮れたと思うのは人として問題だろう。一言伝えてから写真を撮ったほうが、そこから広がる世界がある。普段は見れない景色や表情をみることができるかもしれない。
高山病対策
過去に一度も高山病になったことがない人は、高山病とはどういうものか分からないため、重症に陥る場合が多い。そのような事態を避けるため、旅行先の標高が高い場合、富士山に一度登るなどして(日帰りでは意味なく、山小屋での宿泊は必要)、どの程度まで自分の体が耐えられるか確認しておいたほうがいい。私の場合は、3000mを越えたあたりでその症状が出てくるのを知っているので、その位の標高になった場合、行動をある程度抑制し、無理をしないようにしている。そして、高度順化が出来てからさらに標高の高いところに向かうことにしている。
ちなみに、薬などは使ったことはない。知り合いがダイアモックスを使ったときの話を聞いたことがあるのだけど、トイレが近くなり、バスでの移動が大変だったとの事。
出発までのテクニック
航空券を取る
色々な手段があると思うけど、私の場合はネット(Yahoo!トラベルなど)でいろいろ探して注文している。いろいろな業者に見積もりを出してもっとも安い値段を出してきたところに頼むのがもっとも賢いやり方だと思う。ただマイレージなども十分に考慮すること。
格安旅券の代理店は結構人の入れ替わりがあるのか、店の質の変動は激しいように思う。今までいいと思って使っていたところも、次に頼んだらときには、「なんだかなぁ」なんて思うことも結構多い。
他にはバンコク発着の1年オープンチケットを取るという手もある。これだと日本のシーズンに左右されずに安くチケットを手に入れることが出来る。ただ、最近はあまり日本で頼むのと差はないとの話も時々聞く。
ちなみに今までの利用代理店は以下の通り
・インド・シッキム → タイリクトラベルサービス
・中国(雲南省) → タイリクトラベルサービス
・中国(四川省) → タイリクトラベルサービス
・インド・ラダック → ワールドエアシステム
・中国(甘粛省・青海省) → タイリクトラベルサービス
・ネパール・ランタン → 旅人舎
・インド・スピティ → 旅人舎
・ネパール・アンナプルナ → ウイングメイト
・インド・ウッタランチャル → 旅人舎
・ミャンマー → 旅人舎
・インド・ラダック → 旅人舎
ビザを取る
旅行先の国がビザを求めているかどうかはガイドブックや歩き方のホームページを見て確かめる。必要ならば相手先の国の大使館に行って申請を行うが、もし時間がないなどいけないようなら旅行会社などを通して手に入れることになる。
空港から市内へ(両替と移動)
空港から市内への移動が、海外旅行の最初の難関になることがある。現地通貨がなければ、まず空港にある銀行へ。国によっては、いい加減な銀行もあるので、両替をし現金を受け取ったら、行員の目の前で勘定すること。後ろの人のことなんて、この場合はかまわなくて良い。両替が終わったら、市内へ向かうのだけれど、大抵の場合はリムジンバスが走っているので、それを利用する。これが一番安全で安い。
また、祝日などの場合、当然、市内にある銀行は日本と同様開いていない(国際空港の銀行は祝日も開いている)。なので、旅行中の資金管理はきちんとしておくこと。ただ、最近はATMが中国やインドでも普及し、使える場所は多いので、最終手段として、そこでキャッシングするのもあり。
【例:インドの場合】インド空港からメインバザールへの移動
格安でインドに行った場合は真夜中にインドに到着してしまう場合があるが、そんなときは待合室の椅子の上で朝を待つか、お金を払って休憩室(行ったことないけど)で休んだほうがいいと思う。慣れていないと暗闇のインド世界に踏み出すのはかなり不安を感じると思う。空港の待合室ですら、言い寄ってくるインド人が多いから、それらは適当にあしらって、日本人がいたら一緒におしゃべりでもして過ごしましょう。
朝を迎えたらISBT行きのエアポートコーチに乗り込む。万が一コーチが停まっていなくても本数はかなり多いので待っていればそのうち来る。空港を出たところで「トラベルエージェンシーに行くか?」などと、いろいろな輩が話しかけてくるが、まぁ相手にしてもしょうがない奴ばかりだから適当にあしらっておこう。プリペイドタクシーという手もあるが、コーチ(バスのこと)を使ったほうがいい。デリー駅(メインバザール)まで50ルピー。
メインバザールに行くにはバスの運転手もしくは周りの人に「デリーステーションに行く」とでも一言かけておくと大体教えてくれる。コーチはISBTが終点なのでそのまま乗っているとそこまで行ってしまう。
2004年10月11日 作成
2008年3月23日
修正
コメント
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いし(^-^) :: 『なるほど~ありがとうございました。』 2007/07/12 07:13
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