エリア・国 | 東アジア (韓国) |
宿泊地(宿) | ソウル (フレンズハウス) |
日付 | 2011/03/12(金) (2日目/3日間) |
旅行者 |
板門店に向けて出発
7時20分起床。8時前に宿を出る。東大門歴史文化公園乗り換えで、乙支路入口駅へ。朝食をとっていなかったので、ロッテホテル裏にあったセブンイレブンで、お茶とおにぎりを購入してロッテホテルへ。6階にあるエージェントに行く。
エージェントで78000ウォンの支払を済ませてから、ホテル2階に繋がっているバス駐車場に集合。すでに満席に近く、最初は一番後ろに座らされたけど、若干席が余っていたので、2列ほど前に座ることができた。総勢35名でのツアーとなった。
ちなみに、普通の民間人は基本的にこれらのツアーに参加する以外の方法で板門店を訪問することはできない。必ずツアー会社に申し込まないといけない。複数旅行会社あるが、結局は、どこのツアー会社に申し込んでも、みんな同じバスに乗って、一緒に行くことになっているような気がするのは、気のせいか。
サービスエリアで休憩
ロッテリアなどが入っているサービスエリアで少々休憩。ソウルから離れ、気温は少々下がっている感じ。
ここを出発し、最初のチェックポスト(韓国が自主的に設けた「民間人統制区域」)に到達した以後、外の風景の写真がとれなくなる。民間人統制区域からは、バスに韓国軍の兵士が同乗し、一緒に「キャンプ・ボニファス」まで移動する。また、このバスの中で、国連軍の用意した誓約書への署名が求められる。
「キャンプ・ボニファス」では、パワーポイントで南北朝鮮の過去と現状についてのレクチャーと受け、また、見学中の禁止事項についてのブリーフィングがある。
「キャンプ・ボニファス」からは、国連軍が用意したバスに乗り換えさせられ、「自由の家」に移動する。この際、パスポートとカメラ以外のものは持参できず、これまで乗ってきたバスに置いていくこととなる。
私たちはきつく撮影禁止と言われていたが、自由の家ですれ違っていた米軍の見学者はバシバシ写真を撮っていた。ガイドは「ここは韓国国内にありながら、韓国の影響力が一番小さいところだからしょうがない」と言っていた。
軍事停戦委員会本会議場
自由の家を出ると、目の前に本会議場などが並んだ風景が現れる。青い色をしている古い建物。建物内の見学時間は短い。多分、10分ほど。説明を聞いて写真を撮っていると、あっというまに退出の時間になってしまう。
ガイドさんが「あと30秒!」とか叫んでいるのだが、、、
境界線
外を見ると、コンクリートのラインが見られる。この会議場内では、このラインを越えられるけど、この建物外で、このラインを越えることは特別の許可を受けた者以外できない。
軍事停戦委員会本会議場周辺など北朝鮮軍と直接顔を合わす場所に配置された韓国軍兵士は、北朝鮮軍兵士から表情を読み取られないため、そして顔を判別されないためにサングラスを着用する決まりとなっているそうだ。
建物から体半分だけだして、北朝鮮に対峙している国連軍兵士(韓国人)。
追い立てるように、部屋を出される。振り向きざまに1枚。
北朝鮮の板門閣
会議場を出ると、写真を取ることはできなくなったが、帰り際のバスの中からは、写真を取ることが許可されるので、撮りまくる。
軍事停戦委員会本会議場の周辺には、韓国側に「自由の家」と「平和の家」が、北朝鮮側に「板門閣」が設置され、各種会談や事務業務、休憩施設として使用されている。
北朝鮮の板門閣を、バスに乗りながらの撮影。この直後、「もう撮っちゃダメ」とか言われた。
ポプラ事件の場所
ポプラの木の剪定をめぐり、米軍の大尉と中尉が北朝鮮軍兵士に撲殺されたポプラ事件の場所。そのポプラがここにあった。会議場見学の後、このポプラ事件の場所脇を通る。外には出られないので、ここもバスの中から写真を撮る。
帰らざる橋
DMZの西側に沙川江(サチョン川)が流れ、そこに架かる橋では朝鮮戦争後に捕虜交換が行われた。北朝鮮から逃れた自由主義者、北朝鮮の捕虜となった韓国軍兵士が韓国側に渡り、その橋を渡ると二度と戻ることができないことから「帰らざる橋」と呼ばれている。「ポプラ事件(ポプラの木事件)」の舞台のすぐ近く。
統一公園
写真は、朝鮮戦争当時、開城から平壌への物資補修の間に、介入してきた中国軍に破壊された列車。
自由の橋
1953年の休戦協定が締結された後、戦争捕虜12733人がこの橋を通じて、帰ってきた際に、「自由バンザイ」と叫んだことから、自由の橋という名前になったそうだ。
自由の橋の近くにある展望台からの眺め。ここから北朝鮮は見られないが、立派な展望台がある。
国境駅への物資運搬用なんだろうか、鉄道が韓国側に戻ってきていた。
ミョンドン(明洞)
ロッテホテルでツアーは解散。15時くらい。
ロッテホテルからミョンドンまで歩く。すごい人。正直、人が多すぎてじっくり見る気も起きず。ただ、途中、アップルショップがあったので、ここでYahooニュースを見て、日本の震災の状況を確認した。
この後、ゲストハウスに戻って、しばし休憩する。
トンデムン(東大門)
夕食時になったので、トンデムンまで行ってみることに。
ナイトマーケットで有名なトンデムンだけど、タッカンマリでも有名。
タッカンマリを食す
魚料理屋なども結構多かった。
タッカンマリ屋
店の名前はよくわからないが、座敷のところがよかったので、ここに決めた。
タッカンマリのタレが旨い。
1人前15000ウォンと安い。最後には麺を入れて綺麗に平らげた。
清渓川
清渓川の脇を通って、トンデムン駅へ。ナイトマーケットを少し覗いてみるが、何も購入せず。宿には22時半くらいに到着。