甘粛省・青海省

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エリア東アジア
中国
期間2006/10/07(土)~2006/10/16(月) (10日間)
お気に入り度(5段階評価)未評価
旅行者

今回選んだ旅行先はアムドと言われるエリア。現在は中国の甘粛省・青海省・四川省の一部となっているが、このエリアは標高3000mを越える大草原が広がり、遊牧民が羊を追っているという、大多数の人が想像するチベットのイメージにぴったりな場所かもしれない。インドのシッキムなども旅行先の候補であったけれど、中国は久しく行っていないという事もあり、今回はこちらを選んだ。チベタンだけではなく回教徒もエリアによっては非常に多く、それぞれの特徴を興味深く観察をしながら、すばらしい風景に囲まれながらの旅行であった。

費用

両替レート
30,000円 -> 1,890.9元(北京空港・中国工商銀行:10/7) レート:15.86円/元
10,000円 -> 648.12元(西寧・中国銀行:10/9) レート:15.43円/元

使用金額(旅行費用)
今回両替した合計は2,555.11元であり、残してきたのが590.7元なので、実際に現地で使った金額は1964.41元となる。ここで、レートの加重平均は15.65元なので、日本円に換算し直した使用金額は30,753円(うち3,913円がページ下に示す土産物)。この数字を見てみると、やはり、中国は高いなぁ(前回中国に行ったときもそう思ったけれど)。インドやネパールではこんなに金を使うことはないのに。やはり為替固定の影響が出ているのかなぁ。

航空券

旅行会社
タイリクトラベルサービス

使用キャリヤと日程
06/10/07 MU272 東京(成田) 10:55 → 北京 15:45
06/10/08 MU2412 北京 11:25 → 蘭州 13:25
06/10/15 MU2415 蘭州14:35 → 北京16:35
06/10/16 MU271 北京12:00 → 東京(成田) 19:00

航空券代金など
前回の最高価格(189,240円)からは半額くらいまで落ちたけれど、それでも高いよな~。学生時代は10万円を越えるような航空券を買ったことなかったし。

海外航空券代金:83,000円
燃油費:12,600円
航空保険料:1,200円
成田空港使用料:2,040円
中国空港税(国際線):1,500円
中国空港税(国内線):1,800円
合計:102,640円

ビザ・SIMカードその他

2週間以内の旅行なので、ビザは不要。

追記

これだけの範囲を10日間で回るのは、時間的には少々つらい。毎日、移動と観光の繰り返し。あと、2日くらい余計にあれば、ゆっくりできそうである。標高が比較的高いところもあり、その対策にもゆっくりした移動が望ましいと思う。

ガイドブック・許可書など

  • チベット(旅行人ノート)

    有名なガイドブックなので説明の必要はないでしょう。ただ、今回、改定されたばかりのチベットだけれど、若干情報が古い部分があり、気になった。ただ、バスなどの発車時刻などはほぼ正確。

  • 北京(地球の歩き方)

スケジュール

宿泊地、宿情報

2006/10/07(土) : 北京(中国) : 青年之家旅館

地下3階くらいにある窓のない監獄のような部屋。シングルルームもA・B・Cと3種あったが、一番下のが満室だったのでBの95元のところに。50元のデポジット。カウンターのおねぇちゃん一人だけ英語が通じた。他の女の子は通じず。
2006/10/08(日) : 西寧(中国) : 泉城招待所

青海民族賓館の隣ぐらいのビルの中にある泉城招待所(3階)に泊まる。言葉は通じにくいけれど、いい主人であった。部屋もきれいだし。ここに2泊。クンブム寺へここから遠征。ネットカフェが宿から100歩ほど歩いた場所にある。こちらは全く英語通じず。ゲームの種類によって端末の使用料が違う(2元/hと3元/hだったと思う)。
2006/10/09(月) : 西寧(中国) : 泉城招待所

2006/10/10(火) : 同徳(中国) : 興盛賓館

1泊60元。昼間はおねぇちゃん2人が受付。夜はおじさんたちが受付に詰めている。英語はもちろん通じない。お姉ちゃんたち、ゆっくり中国語を話してくれるんだけれど、分からんよ、こちらは。。。窓からは崖とその上に立つチョルテンが望める。景色もいいし、部屋も広くて明るくて快適。2泊。
2006/10/11(水) : 同徳(中国) : 興盛賓館

2006/10/12(木) : 同仁(中国) : 剛堅舒順旅社

ロンウォゴンパの近くに宿を取りたいと思っていたので、旅行人ガイドブックにある地図の路上市場の通りを山側に歩いたときにぶつかるT字路からさらに細い道を入ったところにある宿に決めた。この細い道は宿が連なる道となっている。一泊30元。中庭のある宿。ここのロン毛でがっちりした体格の主人もダラムサラでの滞在経験があり、少し英語が通じる。
2006/10/13(金) : 夏河(中国) : 卓玛旅社(Tara G.H.)

街の一番端っこにあるのが Tara G.H.。タイプはいろいろあり、どの部屋もきれい。ドミもあったし。私が泊まったのは、上左写真のほぼ中心にある2階角部屋(80元)。英語は若干だけれど通じる。ホットシャワーもあり、西寧以来のシャワーを浴びた。お湯のでもよく(流れが悪かったが)、快適。屋上に出ることも出来、ここからゴンパを眺めるのもいい。
2006/10/14(土) : 蘭州(中国) : 星光招待所

駅前から続くメイン道路に面している宿。左側にある。部屋の種類はいろいろあり、私が取ったのは、40元の単人房。こちらも快適。ただ、洗面所の電球が切れて点かない。。。取り替えてくれればいいのに、フロアにいる管理人の女の子に言ったら「ドアを空ければ問題ない」だって。道路に面しているため、窓を開けると若干うるさいかも。
2006/10/15(日) : 北京(中国) : 城市ユースホステル

最後は、北京駅すぐ近くの城市ユースホステル。受付は外国人慣れしているので、英語は余裕で通じるし、テキパキ処理してくれる。でも愛想はない。部屋はシングルがすべて埋まっており、ダブルの部屋を取った。4019号室。値段は200元弱だったかな。もちろん窓はない。シャワーもお湯がドッと出てくれて快適。トイレもそこそこ綺麗。
2006/10/16(月) : 北京→成田 :

みやげもの

  • 西蔵阿里

    純粋な写真集。アリ地区のもの。どれもすばらしい景色のものばかり。(58元)

  • 西蔵朝仏之旅

    元新華社の記者であった中国人のチベット旅行記。写真も多くて、面白いのだけれど、ゴンパの紹介などでは、もちろん文革の被害の写真は一切なく、これも共産党の宣伝の一部なんだなぁなんて強く思ったので、記念に購入。(40元)

  • 香巴拉之魂

    以前、私が行ったことある雲南省・四川省のガイドブック(?)。地図あり、写真ありで、こちらも眺めているだけで、楽しい。(40元)

  • 西蔵山南

    同様に、こちらも純粋な写真集。ロカ地区のもの。どれもすばらしい景色のものばかり。(58元)

  • 民居建築

    四合院、土楼、パオなどを豊富な写真と絵を使って解説している本。こういう本って緻密な絵を見ているだけで面白い。(38元)

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