甘粛省・青海省

エリア・国東アジア (中国)
宿泊地(宿)北京 (青年之家旅館)
日付2006/10/07(土) (1日目/10日間)
旅行者

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ひとまず上海へ

成田発10:55発の中国東方航空で、ひとまず上海へ。成田-上海間はほぼ満席だった。このおかげで直前までチケットが取れずにいたのか。

10時ぴったりに上海着。建物の作り方のせいか、なんだか途上国のにおいのようなものを感じる。同じ飛行機にまた乗るんだけれど、荷物をもって機外へ。入国審査を受け、椅子もない広場で少々待つ。「Beijing! Beijing!」と連呼している案内係のおねえちゃんの後に続いて、搭乗ゲートに移動し、そこで再び待つ。

巨大だけれど、なんだか寂しい空港。ジュース屋など食べ物屋が軒を連ねており、搭乗ゲートには甘いにおいが漂う・・・。

上海から北京へ

同じ飛行機だけれど、国内線のためかブランケットがなくなっていた。搭乗員も入れ替わり。10:45発。ガラガラ。上海まではほぼ満席だったのに、半分も埋まっていない。周りにいるのはほとんど日本人、でも私は日本人と見てもらえず・・・。軽めの昼食が出た。味はう~~む・・・。

北京到着

機外に出たところで、東京から乗った人と上海から乗った人が別れ、それぞれ別のバスに乗り込む。私は荷物を持ち込んでいたので、すぐに空港を出ることが出来たが、銀行での両替に時間がかかる。。。もうちょっとテキパキやってほしいなぁ。

16元のリムジンチケットを購入し、バスに乗り込み、そのまま北京駅まで。北京は想像以上に発展している(建造物を見て)。首都ということもあり、威信をかけて建造物をこしらえているのだろう。

夕暮れの北京駅

リムジンバスの終点、北京駅。バスを降りると客引きが寄ってくる。彼らは武漢などからの出稼ぎ。興味がてら彼らの言い値を聞いてみるとやはり高い。そんなことで、歩き方の地図を見ながら、日が落ちかかっていても、うじゃうじゃいる人々の中を掻き分け、ユースホステルの青年之家旅館まで歩いてく。

一気に暮れてきて、歩いている途中に真っ暗。歩き方の地図を見ながら行ったが、どうも地図が違う。微妙に位置がずれている。りんご売りのおじちゃんに聞いたりしながら、何とか18:30到着。

北京・青年之家旅館

地下3階くらい(?)にある窓のない監獄のような部屋。地下になんてあることなんて、確認していなかったから、どこまで深く階段を下りていかないといけないんだろうとちょっと不安になった(いまさら探しなおすのも嫌だしなぁ)。シングルルームはA・B・Cと3種あったけれど、一番下のが満室だったのでBの95元のところに。50元のデポジット。カウンターのおねぇちゃん一人だけ英語が通じた。他の女の子は通じず。受付時、カメラを落とし、前回のネパール旅行に引き続き、再びレンズプロテクターを割る。またか、参る。

従業員みんな愛想がよかったけれど、このなんとも重苦しい空気はなんとかならないものか。

瑪吉阿米(Makey Ame)で夕食

混雑する瑪吉阿米に乗り込み、なんとかお願いして座らしてもらう。でも、混雑のため入り口の一番近くの従業員の休憩場所になっているようなところ。でもこれが、正解!みんなとおしゃべりできる時間が多くて楽しかった。ここでカタをもらったのは私だけでしょう。

食事は 「Beef Slices Fried on Stones」。お勧めを聞いたら、これが良いというから頼んでみた。食べていると、また別の従業員が現れ、「ご飯をのっけたらウマイ」なんていうからご飯も追加注文。ビールも2本飲み干しいい気分。

ダムニャンの演奏が始まる。ここの従業員はみんなアムドやカムの出身者。アムドが多かったかな。ラプラン、カンゼ、レゴンなど、これから行くところや行ったことある場所ばかり。

左側の女の子もかわいかった、シャングリラの出身。彼女は中国語しか話せなかったけれど、歌の晩が終わると私の前にきては話しかけてくる。「私の故郷はすごいきれいなところなの~。」なんて。周りのチベタンがよく英語を話せるので、それを見てか「私も英語を勉強したいの~。」とも。

第一部は最後にみんなでダンス。円陣を組んで、回る回る。サイコーに楽しいよ。第一部のメンバーは、そのまま別の店に移動ということで店を出て行った。

彼らが去り、ぐっと静かになる。

寂しいなぁ、なんて思いながらしみじみビールを飲んでいると、第2部開始。趣は若干変わり、ネパールの歌なんかも聴くことが出来た。こちらも最後はダンスダンス。彼らの身振りを真似しながら、店の中を跳ね回る。22時半に店を後にする(109元)。

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