エリア・国 | 南アジア (インド) |
宿泊地(宿) | マルカ 3800m (民泊) |
日付 | 2008/10/13(土) (3日目/11日間) |
旅行者 | ![]() |
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成田→インド
スキュ 3380m
マルカ 3800m
ハンカル 3980m
ニマリン 4730m
チョクド 4000m
へミス
レー
デリー
デリー

スキュ村の朝

朝は7時おき。食事までの時間、外をふらふらしていると、妹の方がシンゴにある学校に行くとかで、馬を引き連れて出て行った。

外を見てみると、雲はなく、今日もいい天気になりそう。

宿から続く坂道を登ってみる。手前に私が泊まった宿があり、その先にマルカ川が広がる。川の脇にはテントも張ることが出来る。

8時から朝食。冷めたチャパティ3枚、蜂蜜&アプリコットジャム。食事をしているとランチに持って行けと、チャパティ、チョコレート、ジュースをくれた。

昨日の夜にはいなかったレーからの獣医も泊まっていた。彼らもニマリン経由でレーに行くとのこと(だけど、彼らはハンカルで業務終了ということで引き返す)。
マルカ村に向けて出発

今日も日差しが強い。帽子は被っていたが、途中から手袋もつけることに。8時半出発。

至る所にチョルテンがあり、道は分かりやすい。この時期は川の水は少なく川の脇を普通に歩けるので、高巻きをすることもあまりない。ただし、高巻いたところから見られる風景のほうが当然眺めがいい。

休憩がてらに記念撮影。

おっと、ここは行けないということで高巻きルートを探す。

高巻きルートはちょっと狭いので、慎重に。

振り返ると、すでに泊まった宿は見えなくなっている。


どこまでスキュ村なのかよく分からなかったが、お店にスキュと書かれているので、一応、まだスキュ村なのだろう。誰かいたらお茶でも飲もうかと思ったけど、誰もいなかったのでそのまま通過。

歩きはまだまだ続く。

出発から2時間ちょっと歩いたところで、橋を渡る。ただし、ランチとしてもらったチャパティに塗っていた蜂蜜がザック中に流れ出していることを発見し、かなりの時間ロス。荷物を引っ張り出しては川の水でべたべたになったところを洗う。

川を渡ると、そのまま川の右側をサラを過ぎるところまで歩く。
サラに到着

サラ村といっても1軒しかない。 ミルクティーを飲みつつ、ここで少し休憩。途中で追い抜かれた獣医組はここでくつろいでいた。お茶を飲んでいると、馬に乗ったマルカゴンパの坊さんたち3人組がやってきて、かなりにぎやかになってきた。

30分ほど休憩したのち、出発。さらを過ぎて少し歩いたところで再び川を渡る。
チャラック村

川を渡ったところにあるチャラック村。いくつかの家の立ち並ぶが、人気が感じられない。誰もいない。

立派な麦畑はあるのに、みんなどこに行ったのだろう?

チャラック村を過ぎたところで、サラで出会ったマルカゴンパの坊さんに追いつかれた。彼らは馬なのでやはり速い。

砂埃を上げて、駆ける姿はかっこいい。「大丈夫か?荷物を持っていってやるぞ」と言われたけど、「大丈夫だよ」と。そうしたら「あとで、マルカゴンパに来い!」といいつつ走っていった。
ラトゥ

チョルテンが立ち並ぶラトォまでくるとマルカ村はあと少し。ここで石垣で作られた檻みたいな奇妙な建造物を発見。中に白骨化した牛らしきものがあったのだが、何なんだろう?

色の塗られたヤギの角が積まれていた。正直、あまり居心地いい場所ではなかった。

高巻きルートを通っていると、向こうから多数の牛を連れた村人が…。「牛が進めんから、崖を登るか、降りるかしてくれ」って。。。こんなところで事故を起こしたくないよと思いながら、牛様たちが私を恐れない程度に、崖を登る。

荒野と行く牛という感じでなかなかいい感じの写真。

谷が少し開けたかな。ここをまっすぐ進めば、マルカ村に着く。

立派な3連チョルテン。

水量が少ない時期だから、川は簡単に渡れる。恐らく夏は靴を脱いでばちゃばちゃ渡る羽目になる。

途中から、牛が先導してくれた(?)。

自分の村に戻るというお姉さん。どこまで戻るのだろう?
マルカ村到着

奥の崖の上にあるのがマルカゴンパ。到着だぁ。ここまで出発から7時間弱。

ゴンパの下にあるのは学校だな。

荷物を背負ったまま、ゴンパに向かって崖を登っていくと、学校では授業をまだやっているのが見えた。

先生が椅子に座り、生徒たちは赤い絨毯に座ってなんかを読んでいる。
マルカゴンパ

寺の前では村人たちが集団で、脱穀作業中。

寺自体は現在改修作業中。ただ、外装だけで中身はいじっていない。築500年くらいだそうだ。

拝観料35ルピー。50ルピー寄付したあとに言うなって…。

入り口。

ドゥクパ・カギュ派でゴンパなのでヘミスから坊さんは派遣されている。馬で追い抜いていった坊さんたちは、ひとまずマルカ村の少し先にあるテツァゴンパに行っているということで、まだここにはいなかった。その代わり、別の坊さんがいた。

ゴンパから川の上流方向を眺めたところ。すっかり刈り取られた畑が広がっている。写真真ん中くらいにある家に泊まらせてもらった。

畑の中では、ふるいにかけて大麦の選り分け作業中。

マルカ村と丘の上に立つゴンパ。崖の下に村人の家が並ぶ。

崩れかけた旧ゴンパ(と思われる)。

ゴンパの裏側で、子供たちが遊んでいた。

16時を過ぎると、学校を終えた少年たちが村に戻ってきて、ヤギの世話(?)などをしていた。

なんだか凛々しい少年と遊ばれるヤギ。
夕食の時間

夕食はトゥクパ。旨すぎる~。お代わり。

ハンカルから来たおじいさんと、その孫。この少年はよく勉強していたし賢い。

私がヘッドライトを貸してあげると、その明かりのもの家族の名前を書いて見せてくれた。
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