ウルル(エアーズロック)・ケアンズ

エリア・国オセアニア (オーストラリア)
宿泊地(宿)ウルル・カタジュタ国立公園 (キャンプグラウンド)
日付2010/08/30(金) (4日目/10日間)
旅行者

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キングス・キャニオントレッキング

今日はAAT Kings社主催のキングス・キャニオントレッキングツアーだ。本来ツアーは、お金もかかるし、行動時間・範囲が制限されるので好きではないが、キングス・キャニオンまでの公共交通機関がなく、車を運転できない私はレンタカーも使わないので、ツアーで行くしかない。ガイド(の説明)は必要としないので、日本語ツアーではなく、日本語ツアーより安い英語ツアーにした。このツアー、日本で予約していったのだが、前日にリコンファームが必要とのこと(最少催行人数に満たないとキャンセルになるらしい)。当初、AAT Kings社へ電話することになっていたのだが、エアーズロックリゾート内にAAT Kings社のオフィスがあったので、催行日の前々日、リコンファームできるか尋ねたところ、問題なくしてもらえた。

まだ真っ暗な朝5時、キャンプグラウンド近くの指定されたバス乗り場でAAT Kings社のツアーバスに乗り、リゾート内の各ホテルで客を拾ってから、キングス・キャニオンへ向けて出発。乗車率5割くらいか。車内は座席がリクライニングでき快適。軽く睡眠をとり、朝を迎える。

だいたいこのような低木の生える平原の中を走っていく。ウルル(エアーズロック)周辺もそうだったが、いわゆる砂漠の景観ではない。

出発から3時間位してレストハウスに着き、朝食がとれる。私はエアーズロック・リゾートのスーパーであらかじめ購入していたパンやスナック菓子を持ってきており、既に車内で食べていたので、辺りを散策。ラクダ牧場があったのでしばし見学。

このレストハウスの敷地はヘリコプターツアーの発着所になっているようで、ツアー客らしい男女を乗せたヘリコプターは、この後、勢いよく飛び立っていった。

9:00前、キングス・キャニオントレッキングルート起点の駐車場に到着。トレッキングルートはキングス・キャニオンウォーク(6㎞ 3.5時間)とキングス・クリークウォーク(2.6㎞ 1時間)の2種類ルートがあり、現地でどちらにするか選べる。迷わずロングコースのキングス・キャニオンウォークを選択。

始めはやや急な坂を登るが距離も短く大したことはない。坂を登ると見通しが良い。この先は軽くアップダウンするくらいでほぼ平坦になる。

ウェハース状に幾層にも重なった岩石。ガイドが色々説明してくれるが、英語力のなさのため理解できない。

展望の良い谷に出る。足元はほぼ垂直な崖。この後、ルートの先にある谷間の橋を渡り、向こうの崖の上からこちら側を望むことになる。

この辺りは大昔、川が流れていたらしい。確かになんとなく川が流れた跡っぽく見える。

要所要所で止まって、ガイドが説明をしてくれる。しかし、何を言っているかほとんど理解できないし、もとからガイドの説明を必要としていないので全く気にしない。

谷の崖に設置された階段を下り、谷底の川に架かる橋を渡り、対岸の谷間を10分弱歩いてエデンの園と名付けられた、川が一時的に堰き止められ池になっているポイントで休憩。ここまで登山口から1時間半強。

エデンの園から谷間のトレイルを戻り、先程下ってきた階段の対岸の階段を上がる。崖の上に出ると、また見通しのよい景色が広がる。ここから駐車場へ、先程の見えた崖の上付近を歩くことになる。

ガイドの先導する列から離れ、ちょっと寄り道。エデンの園の近くの崖の上に出る。対岸の崖の上に人がいる。手を振ったりしてコミュニケーション。多分向こうから見ると私も崖のへりに立っている光景が見えているのだろう。

景色のいい所で立ち止まったり、寄り道したりしているので、ガイドの先導する列から離れることしばしば。その度にガイドが、ちゃんと付いてきているか気にしている。あまり遅れすぎたら心配すると思うので、もっと寄り道したい気持ちを抑え、時折、駆け足で列に追い付く。ちなみにここも寄り道ポイント。

さっきいた崖の反対側にやってきた。ここからの光景がこのルートのハイライト。すっぱりと切れ落ちた崖が圧巻。

時間があったら向こうに行きたいが、ここは見るだけで我慢。

キングス・キャニオンをぐるっと一周して所要時間約3時間。もっとゆっくり周りたかったが、ツアーなので仕方なし。でも絶景の連続で満足。

トレッキングが終わり、バスで約15分のレストランやキャンプサイトがある施設まで行き、1時間休憩タイム。ほとんどの人はここのレストランで昼食をとるのだが、我々は軽食を持ってきているので、この周辺を散策することにする。

キャンプサイトの横を通り過ぎ、しばらく歩くと気持ちのいい草原地帯。所々に木が生えており、その立ち姿がまたなんともいい。

この一帯では瓜が自生しており、試しに一個岩に投げつけ割ってみた。中身はスイカのようなので食べてみたが、甘みは全然なく、渋みが強く、まずかった。

今回のツアーでお世話になったガイド(女性)とドライバー。

来た道をエアーズロック・リゾートへ戻る。途中、左手に特徴的な台形をしたマウント・コナーが見える。

バスは約2時間走り、マウントコナーが遠くに見えるレストハウスで約10分休憩。放し飼いのエミューが歩いている。

大型トラックのフロントには小さなカンガルーのオブジェが。

レストハウスの近くでエミューとカンガルー(ワラビー?)が飼われている。エミューもカンガルーもこの旅行で見たのはここだけ。野生にはお目にかかれなかった。

レストハウスから1時間弱の16:40頃、エアーズロック・リゾートに戻ってきた。スーパーの近くでバスを降り、スーパーで買い出しした後、キャンプグラウンドへ戻りながら、エアーズロック・リゾート中心部の展望台へ。

エアーズロック・リゾート内でのサンセット

キャンプグラウンドに戻り、サンセットを見に、キャンプグラウンドから徒歩10分弱の展望台へ。展望台には何人かサンセットを見に集まっていた。

日が沈むと三々五々、展望台を後にしていく。しかしこれから日没後の美しい光景が広がる時間が始まる。写真は日没の約20分後。

さらに時間は経過して、日没の約30分後。この約5分後、地平線近くの赤みが薄れてきたのでキャンプグラウンドへ戻ることにする。

日もとっぷり暮れた21:00過ぎ、先程サンセットを見た展望台まで行きスターウォッチング。宿泊施設の光のせいで星を見るには好条件とはいかないが、天の川がはっきり見える。

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