エリア・国 | ヨーロッパ (クロアチア) |
宿泊地(宿) | パクレニッツァ国立公園 () |
日付 | 2011/08/09(土) (4日目/16日間) |
旅行者 |
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パクレニッツァ国立公園
入口の建物で入場料(3日有効 40クーナ)を払う。2万5千分の1の山地図も売っていたので買う(50クーナ)。これがあるとなしでは安心感が違う。色々なコースをトレッキングする人には必須であろう。
国立公園入口の標識。この先に入場料を払う小屋がある。しかし、トレッキングコースまではここからさらに車道を30分弱歩く。
駐車場がある所で車道が終わり、いよいよトレッキングコースに。
しばらく両側を高い岩壁に挟まれた谷合いを登る。
途中に休憩も入れ、30分程で右Anica Kuk、直進Manita Pec、Pl.Dom(山小屋)の分岐点に。山地図にAnica Kukへのトレッキングルートが書いてあったので、登ってみることにする。背負っていた30リットルのザックをデポして(置いて)、水や行動食を入れたミニザックを持ってAnica Kukを目指す。
Anica Kukの頂上までのルートは、前半は急な登山道。Anica Kukの岩峰を樹林帯の中、左側から巻きながら登るかたち。標高差300mちょっと登ると、右Anica Kuk、左Jurlineの分岐に出て、ほぼ平坦な快適な道になりAnica Kukを裏側からまわる。10分弱歩くといよいよ核心の岩場の急登になる。この岩場、登攀要素が高い箇所もあり、時には両手を使いながらよじ登っていく。日本だと鎖場になるであろう急登でも鎖はない。
頂上直下の岩場に道はなく。赤白ペンキの道しるべをたよりにコースをとることになる。短い間隔で道しるべの赤白ペンキはあるので、前を向いて先の進路を確認しながら登る。
この写真の道しるべは下から登って来て、ここで直角に左へ曲がることを表す。矢印ではないので右上に行ってはいけない。
ザックをデポしてきた分岐点(標高約250m)から約1時間でAnica Kuk(713m)登頂。身軽だったので結構速いペースで登れた。
頂上からは360°の大展望。
Anica Kuk頂上からの展望。白い岩肌の山の向こうにダルマチアの青い海が見える。
上の写真のアップ。青い海の向こうに平坦な白い陸地。独特な地形だ。
Anica Kuk頂上。海の反対側はパクレニッツァの谷(Velika Paklenica)と山々が連なる。
今宵の宿となる山小屋はこの谷の奥にある。
Anica Kukの頂上には1時間ちょっと滞在。その間、誰も登ってこず。下り始めてすぐ、樹林帯の登りで追い抜いた夫婦のうちの男性とすれ違う。女性の方はさらに下の場所で、登るのあきらめた感じで座って休憩していた。
危険度でいうと、登りより下りの方が高い。慌てず急がず、慎重に下っていく。
Anica Kuk頂上からザックをデポしている分岐点までも登り同様1時間程度。ここで重たいザックをまた背負い、山小屋を目指す。山小屋までは整備された道を徐々に高度を上げていく。洞窟のあるManita Pecへの分岐を過ぎ、途中、水場もある。1時間ちょっとで山小屋到着(標高約500m)。この時点で14:00。
この山小屋では水道(おそらく沢の水)、トイレがあり、食事もできる。宿泊(1泊65クーナ)もできるが布団はない。
山小屋で宿泊の手続きをし(といっても山小屋の主人に泊まることを口頭で告げ、部屋を指定されるだけ)、部屋にザックを置いて、Manita Pec~Zoljin Kuk~Vidakov Kukのトレッキングへ。標準時間5時間。只今14:30。日の入り時刻20:10。時間的には結構ギリギリ。水、行動食の他にヘッドランプも持って山小屋を出発。Manita Pecの登り口までは来た道を戻る。そこからは大きくジグザクに登り、Manita Pec手前の展望地に到着。
Manita Pec近くの展望地から見るAnica Kuk。
Manita Pecの洞窟は10:00~13:00まで見学できるらしいが、16:00前の今は当然開いてなかった。
Manita Pec先の展望地からの風景。
Zoljin kukからVidakov Kukを縦走。ちょっとした岩場もあるがAnica Kukの岩場と比べると大したことはない。
Zoljin kuk(843m)頂上から北東側の眺め。
Zoljin kuk頂上から南東側の眺め。
Zoljin kuk頂上から北西側(Vidakov Kuk方面)の眺め。
Zoljin kuk頂上から西側の眺め。
Zoljin kukからVidakov kukまでは普通の登山道。途中、1カ所だけ急な下りがあった。Vidakov Kuk直下は登山道から左にある支道を登る。手を使って登る狭い岩場もある。
Vidakov kuk(836m)頂上から南東側(Zoljin kuk方面)の眺め。
Vidakov kuk頂上から北東側の眺め。
Vidakov kuk頂上から南側の眺め。
Vidakov kuk直下の岩峰。
18:00過ぎ、Vidakov kukからは急ぎ足で山小屋まで続くルートを歩く。日没時刻(20:10頃)前だが、太陽は山に隠れ、樹林帯の道はかなり暗くなってきた。ちょうど20:00に山小屋到着。
山小屋へ向かう途中の展望地より。山並みに沿って雲がまとわりついている。
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