エリア・国 | オセアニア (ニュージーランド) |
宿泊地(宿) | ミルフォード・トラック (クリントン小屋(Clinton Hut)) |
日付 | 2012/12/25(土) (4日目/13日間) |
旅行者 |
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テアナウ湖畔散策
今日は3泊4日のミルフォード・トラック・トレッキング初日だが、バスの出発時間(13:15)まで時間があるので、チェックアウトし、荷物をロッカーに入れ(鍵を借りると有料)、午前中はテアナウ湖畔を散策する。
昨日とは違い、朝早いので、ジェットボートのうるさい音はしない。日本では聞かない珍しい鳥の声を聞きながら、湖畔を歩く。
Lakeside Walkの看板。ここから約10分先にWildlife Park(Wildlife Center)がある。
Wildlife Parkといっても、Kea(ケア/キーア)、ヤマバト、フクロウ、Red Crown Parakeet(オウムの一種)、水鳥、タカヘ等が飼われており、鳥類の小動物園みたいなかんじ。
Kea(ケア/キーア)の檻。この中に2羽いる。
タカヘ。
ここの檻は広く(一周100mくらいはあろうか)木々も生い茂っており、より自然に近い環境になっている。また、タカヘは飛べない鳥なので、屋根はない。
起伏はほとんどなく、右に湖を見ながらの気持ちいい散歩道。
20分位歩いた所にあった見晴らしの良い場所で休憩。上に上がる道がついていたので(本来のルートは湖沿いに進む)寄り道していくことに。やや急な坂をちょっと上がると民家がある。(おそらく民家の敷地内の)芝の丘のてっぺんに上がると湖が見える展望地。湖と反対側の丘陵には、数百m先にヒツジの群れが見え、そこまで行ってみることにする。
ヒツジの放牧地。
周囲には有刺鉄線が張り巡らされ、中には入れない(私有地ですから)。
仲良し3匹組。
ヒツジの放牧地。
真ん中にちょこっと顔を出した茶色い山がケプラー・トラックのルートにあるラクスモアー山。
ヒツジの放牧地でゆっくりし、また来た道を戻る。
丘の上の民家。
民家のある丘の上からの展望。
Wildlife Parkの近くは浅瀬になっていて、サギの一種が餌を探していた。
12:30頃、宿に戻って荷物をピックアップ。湖畔で昼食を食べた後、まだバスの発車時刻まで時間があるので、近くにあるマスの観察所(Trout Observatory)に行ってみる。マスの絵の看板近くにある寂れたコンクリートの階段をちょっと下ると回転式の鉄のバー(横棒)があり、料金の2NZDをコイン投入口に投入すると、バーが回転できるようになり、中に入れる仕組みになっている。
全長5m程度の水槽内にマスが泳いでいる。はっきり言って、これだけってほど小さな施設だが、50㎝以上(中には1m近く)のマスが何匹も泳いでおり(種類も数種類いる)、2NZD分は楽しめたかな。
テアナウからテアナウ・ダウンズへ移動。
ビジターセンター兼DOCオフィスの前から13:15発のTracknet社のバスでテアナウ・ダウンズへ移動。運転手は、昨日のクイーンズタウンからテアナウまでの運転手と同じ人だった。
乗客全員が集まったからか(乗車は予約制)、予定より早く13:10にバスは出発し、20分程度でテアナウ・ダウンズヘ到着。ここからは船に乗り換え、ミルフォード・トレックの玄関口であるグレイド・ワーフへ向かうことになる。
テアナウ・ダウンズの桟橋。
テアナウ・ダウンズからグレイド・ワーフへ
グレイド・ワーフ行きの船は、個人ウォークのトレッカーの他、ガイド付きウォークのトレッカーも乗せ、ほぼ定刻(14:00)通りに出航。
展望のいいデッキは満員状態。
テアナウ湖をゆっくり北上していく。
波風が強いポイントがあり、時折、しぶきがかかる。デッキにいた人達の多くは、堪らず、下のキャビンへ避難。私は、あらかじめ防寒のためにレインスーツの上着を着ており、しぶきがかかっても気にならないので、そのままデッキに滞在。カメラはしぶきがかかっても問題ない防水カメラにチェンジ(ミルフォード・トラックは雨の多い地域のため、防水カメラも持ってきていたがこんな所で役に立つとは)。
波にもまれ、しぶきをあげながら船は進む。
しばらくすると、波風も穏やかになり、またデッキに活気が戻ってくる。
風がおさまれば、気持ちのいいクルージングだ。
雪山が近づいてきた。
予定より30分も早く、15:00にグレイド・ワーフに到着。
上陸したら、桟橋に置いてある消毒液かなんかの液体の入ったプラスチック・ボックスに靴をひたす。生態系維持のために必要なのだろう。
ミルフォード・トラック・トレッキング1日目
初日の今日は、クリントン小屋まで5kmのほぼ平坦な行程。荷物が重いので(20kgはあるだろう)、足慣らしとして、短い距離で助かる。
しばらくは樹林帯の中を歩く。
展望が開け、20分足らずでガイド付きウォークの初日の宿泊施設となるグレイド・ハウスを通過する。グレイド・ハウスのちょっと先にあるクリントン川にかかる吊り橋を渡り、樹林帯の中を樹林越しにクリントン川を右側に眺めながらトレイルを歩く。
クリントン川にかかる吊り橋。
クリントン川の水は、ホント綺麗だ。思わず何度も立ち止まってしまった。
途中、「Larage Red Beech Tree ←2min」の看板があったので寄ってみる。どれがその木かはっきり分からず。びっくりする程、巨大な木はなかった
帰国後、ホームページで確認すると、これがそのLarage Red Beech Treeらしい。Red Beechとは赤ブナとのこと。
踏み跡を辿り、上の写真の木のさらに奥に進んでいくと、根が張った特徴的な木があった。
これがその木。幹の太さはそんなにないが、印象度としては、さっきの木より強かったので、三脚を立てて、この木と記念撮影した。
初日のコースは、展望のない樹林帯がほとんどであり、このように展望の開けた場所は少ない。
「Wetland Walk ↑2min」の看板がある脇道があり、荷物を置いて行ってみる。途中、木道になり、さらに進むと展望が開ける。Wetlandというだけあって、この一帯は湿地となっている。
Wetland Walkからの展望。この先は行き止まりとなっていた。
Wetland Walkの湿地帯に生えていた苔。
樹林帯にも苔はあちこちに生えているが乾燥している。一方、ここの苔は水分をたっぷり含んでいる。
Wetland Walkへの分岐から10分程歩くと、川岸に下りられる。何人かおり、泳いでいる人もいる。どうやらここがクリントン小屋近くのSwimming Holesらしい。しばらくここで写真を撮ったりしてから、その先にあるクリントン小屋へ。17:50到着。標準タイム1時間~1時間半のところ、3時間弱かかった。小屋のベッドを指定する宿帳を見ると、ほとんどのベッドが埋まっている。歩く速度は遅くないはずだが、かなり寄り道、写真撮影しながら歩いたので、まあ、納得できる。
小屋のキッチン兼談話室。
確保したベッドに荷物を置いて、さっき通ったSwimming Holesのある所まで行ってみる。途中、小屋の管理人によるガイドウォークに合流し(小屋に泊まる個人トレッカー向けにミニガイドウォークが行われている)、その辺に生えている非常に辛い葉っぱ(Pepper Treeか)をみんなでかじってみたり、この辺りの自然についてガイドに説明してもらうが、英語が全く理解できず、川への下り口で早々と離脱。
川で水浴びするトレッカー。
小屋にはシャワーがないが、川で水浴びすることができる
ズボンを膝上までまくり、裸足になり、川の中に入ってみるが、めちゃくちゃ冷たく、川底の石で足の裏も痛い。冷たさと痛さに我慢できず、数分で岸に上がる。とても水浴びをする気にはなれない。
防水カメラで川の中を撮影。
川から上がり、靴下や靴を履いていると、サンドフライがどこからともなく集結してきて、すぐに無数のサンドフライが自分の周りを飛び交う。羽音はしないので、蚊のような音によるうざったさはないが、目の前を黒い点がチラチラ見え隠れし、視覚的にうざったい。テアナウで購入したサンドフライ避けスプレーをしていても周りに集結してくる。ただ、スプレーしたところを刺されることは、ほとんどなかった。
サンドフライ。この小さなハエみたいな生き物に刺されると、非常にかゆい。
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