エリア・国 | 東アジア (チベット) |
宿泊地(宿) | ラサ2日目 (ヤクホテル) |
日付 | 2017/12/31(金) (3日目/11日間) |
旅行者 |
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ポタラ宮へ
宿のロビーに9時半に集合し、ガイドと一緒にポタラ宮まで歩いて行く。歩いても15分位。ポタラ宮に近づくほど、中国人街のようで普通の店が立ち並ぶ。かつて、ラサの中心といえば、ジョカン、バルコルのことで、ポタラ宮の麓にあるチョルテンが西の門となっていた。
ポタラ宮は、ラサの旧市街の西部の丘の上に立つダライ・ラマの宮殿で、高さは115m。初めて見れば「おぉ」と声を上げてしまうくらい圧倒される建造物。ここは、ダライ・ラマ5世が政治・宗教の実権を握った17世紀から本格的な建設がされたものであり、ながらくチベットの象徴であった。ただ、1950年代からの人民解放軍の侵攻で、ダライ・ラマ14世がインドに亡命してしまったので、現在、主は不在。
ポタラ宮に入るのに、荷物チェックがあったけど、パスポートのチェックは特になし。正面ゲートからポタラ宮へ。チケットは100元/人。入場の予約等が必要らしいけど、その辺はガイドが全部やってくれたみたいなので、現地にいって100元払うだけで入れた。
夏は入場する人数の制限・滞在時間の制限があるらしいけど、冬は観光客も少なく、時間も気にせず自由に見て回れるし、入場料も夏の半額となってお得。
チケット。
なんで、赤い旗があるのかなー。
ポタラ宮の壁が赤い部分は、紅宮で歴代ダライ・ラマの霊塔などが収められている。一方、白宮は、ダライ・ラマの住居と政治を行うところ。部屋の数は、1000を超えるらしい。
中国による侵攻や文革の間も、国家的な文化財として、北京政府の管理下にあったため、物理的な被害は少なかったの不幸中の幸い。
向かって正面右側の階段から登っていく。途中まで外階段。
ポタラ宮の内部に入る手前からみたジョカン方面の景色。
ここ(東日光殿)から内部に入る。体がまだここの標高になれていないため、階段をのぼるだけでもしんどい。
ニンウォ・シャル・ガンデン・ナンセル(東日光殿)は、ダライ・ラマの居住。ダライ・ラマ13世とインドに亡命中の14世が実際に過ごした場所。謁見室、瞑想室、今、ベッドルームなどがある。
内部への入り口。
一度、外に出る。デヤン・シャルからみた白宮。
広場(デヤン・シャル)にあるトイレは、今は、普通のトイレになってしまっているが、以前は、そのまま下に落とすタイプのものだったよう。
ポタラ宮を見終わると、裏側に出る。
内部での写真は撮れないが、紅宮にあるダライ・ラマ5世の霊塔の迫力はすごかった。高さが17mもあり、5トンもの黄金が使われているとのこと。ザムリン・ギェンチク(世界荘厳殿)という薄暗い部屋の中で見る、その霊塔の迫力といったら。5世の霊塔の両脇に、10世と12世の霊塔も並んでいるが、5世のものが圧倒的に大きい。
ポタラ宮裏側の景色はこんな感じ。遠くにセラ寺が見える。
ポタラ宮からジョカンへ
ガイドと一緒に来た道を戻り、昼食は、ジョカン前にあるラサキッチンへ。モモスープとタントックで70元くらい。
ジョカン
ラサキッチンからジョカン方面を眺めるとこんな感じ。
セキュリティチェックを通って、ジョカンへ。
ジョカンは、聖都ラサの中心にある最も聖なる寺院。ポタラ宮の本格的な建設が始まる1000年くらいの前の7世紀中期に、湖を埋め立てて、創建されたとのこと。チベット全土からラサを目指す巡礼者は、ここに詣でることを目的としている。
ジョカンの前では、多くの人が五体投地をしている。灯明に使われるバターやもうもうと焚かれるサン(香)のニオイが漂う中、多くのチベット人が五体投地をするもんだから、寺の前の石畳はつるつる。
ジョカン正面には、釈迦の髪から生じたと言われる柳や、天然痘が二度と流行しないようにと建てられた痘痕碑、唐と和平を結んだときに建てられた唐蕃会盟碑(見られちゃまずいので、近づけないようになっている)がある。
ジョカンに入るには、みんながお祈りしている場所とは異なり、右側の入り口から入る。チケットは85元/人。
内部の写真は撮れないので、中庭での写真だけ。
ラサの中心のお寺というだけあって、内部の壁画、仏像群、彫り物等々、すべてが素晴らしい。この落ち着いた雰囲気は日本人好みかも。
外に出たところで、本日のガイドの仕事は終了。解散し、我々は、ジョカンを2周。
バルコルからは、ポタラ宮を見ることもできる。
昼間は、多くの人がバルコルの周りをコルラしている。五体投地でコルラしている人もちらほら。
ジョカンの前で五体投地。やり方が悪いとか、女の子が手取り足取り教えてくれる。
ラモチェへ
ジョカンから、ラモチェへ。賑やかな商店街の中を通って移動。
ラモチェの前では、サン(香)を作っていた。
お祈りお祈り。3元でサン(香)を購入。
ラモチェ
ラモチェ。ジョカンに比べると、ちょっとさみしい。入場料30元/人。
ラモチェは、唐から嫁いできた文成公主が建立した寺院。
ラモチェの見どころはそんなにないかな。一周コルラをしてから、宿に戻り、一眠り。頭痛は治まってきた。
夜のポタラ宮
日が落ちてから、ライトアップされたポタラ宮を見に行く。周りが暗くて、なかなか写真取れないなぁと思っていたら、チベタンが携帯のライドで照らしてくれた。ついでに乱入されたけど。
ポタラ宮を望める展望台があるんだけど、19時までしか空いていなかったので、展望台の下からの写真。
宿の近くで食事しようかと思ったけど、オフシーズンのためか閉まっている店が多い。そのため、また、バルコルのdicosでハンバーガー。。。
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