エリア・国 | アフリカ (モロッコ) |
宿泊地(宿) | リッサニ→フェズ (夜行バス泊) |
日付 | 2012/01/01(金) (10日目/14日間) |
旅行者 |
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2泊3日砂漠ツアー(3日目)
6:30に起床し、昨日登った大砂丘をヘッドライトを点けて登る。次第に明るくなってきたので、ヘッドライトも不要となる。30分程度で頂上に到着。そして砂漠での2012年初日の出を迎える。しかし、帰国後、初日の出の写真が撮れていないことが判明。大砂丘の頂上で残り7枚分のメモリになっていたのでSDカードを交換。この交換後の写真が数十枚、SDカードに記録されていなかったのだ。昨日から砂の粒子が詰まったせいで、カメラのズームがきかなくなってはいたのだが、電源はちゃんと入り、SDカード交換前の写真は撮れていた。SDカード交換の時に砂の粒子が入ってしまったのか。不幸中の幸いは、その後いつの間にかに記録されるよう復旧していたこと。そのまま知らずに撮ったつもりの写真が全て撮れてなかったら、かなりショックだが、この日の16:00頃からの写真は記録されていたので、まだよかった。
大砂丘に登っている最中に撮った、初日の出前の東の空。
このツアーの3日目は、早朝出発し、宿に戻って朝食をとるのが通常パターン。しかし、繁忙期の今日は、ツアー客が大勢いて、全員乗せられる程のラクダがいないらしい。そこで、Hassei Labiadの集落とここをピストン輸送するらしく、しばらくWildeness Lodge宿泊者一行は、ここからHassei Labiadに別の旅行者を乗せ、戻ってくるラクダを待つことに。いつ戻ってくるかは分からない(少なくとも数時間はかかる)ので、定番となったパンとジャム・マーガリン、紅茶の朝食をとった後、私は大砂丘の中腹まで登り、そこからの景色を楽しむことにする。
大砂丘の中腹から。カメラを2台持って行っており、壊れていない方のカメラで撮影。
もともと2台目のカメラは動画専用で使っていたのだが、昨日から撮影専用のカメラのズームが利かなくなったので、それ以後、ズーム写真は2台目のカメラで撮っていた。初日の出もズームで1枚でも撮っていればと悔やまれる。
11:30頃、迎えのラクダがやってきて、13:00頃にWiderness Lodgeへ戻る。
大砂丘の中腹から。遠くに20頭ものラクダのキャラバンが見える。
リッサニ散策
Wilderness Lodgeでシャワーを浴び、15:00発のリッサニ行きタクシーの予約を宿の日本人スタッフにお願いし、KEMKEMでヨーグルトとターキーサンド(25DH)の遅い昼食。時間はあっという間に過ぎ、タクシーに乗り、リッサニへ。
リッサニの町。すぐそこに羊の市場があり、市場で買ったであろう子羊をバイクの籠に乗せている。
リッサニの町のATMでモロッコディルハムをキャッシングで下ろした後、Supratoursのバス乗り場を確認(CTM、Supratoursともにバス乗り場は、カフェパノラマのある大通りをカフェパノラマを背にして数百m歩くと交差点に差し掛かるが、交差点の数十m手前の左側に小さなオフィスがあり、オフィスの前にバスが停まる)。18:00カフェパノラマ集合ってことにしておいて、途中まで友人一緒に行動。立ち止まるポイントが違うので、いつの間にか友人の姿が見えなくなる。最初から別々に行動しようとして集合時間場所を決めておいたので、はぐれても何の動揺もない。あてもなくブラブラと歩いているうちに市場があったので、入ってみることにする。
リッサニの市場。町には車やバイクも走っているが、ロバも現役の輸送手段。
ペンチ、レンチといった工具やフライパン返し、ブラシやおもちゃまで色々な物が売られている。
市場の区画の外にも青空市場が開かれている。
市場を出てブラブラしていると、子供2人がボールを蹴って遊んでいた。私は、はじめ見ているだけだったが、ボールがこっちに転がってきたので、それを期に2人と一緒にボールの取りっこをして遊ぶ。5分程度遊んで、今度は彼らに導かれ、集落の中へ。そのうち、外国人の私を珍しがって子供が何人かついてくる。
ボール遊びをした少年。
子供達に導かれるまま、集落の中を歩く。
どんどん子供達は増え、私が写真を撮ろうとすると、キャーキャー言いながら逃げて行き、またついてくるの繰り返し。何となく鬼ごっこをしているような感じ。
集落を離れ、ボール遊びをした少年に導かれ、着いた先はさっき行った市場。
ここで少年と別れるが、特にガイド料は請求されず。アメラグで青年にプレゼントしたのと同じタオルマフラーをプレゼントするが、ボールペンが欲しいとおねだりされる。あまりに憂いを帯びた目をするので、ボールペンもあげてしまった。でも、彼が物に執着するようにならなきゃいいなとか、外国人にガイドをすれば物をもらえると思わせちゃったかなと、少し後悔している。
一人で市場をぶらついていると、さっきボール遊びをしたもう一人の少年がいた。今度は彼と一緒に歩き、さっきの集落に戻ってきた。また子供達に囲まれ、ある一軒の家の玄関まで導かれる。子供達は自分たちが写真に撮られるのは嫌なのだが、中にいる女性の写真を撮るよう促す。そこで、カメラを構えると女性が恥ずかしそうに嫌がったので、ここは自重する。そんなこんなで、キャアキャア騒ぐ大集団と一緒に歩き、集落の外へ出てから、子供達と別れた。
市場の前の道路。壁の向こうがさっき行った市場。
この辺は観光客らしき人は見かけなかった。地元の人が次から次へと通り過ぎていく。
ミカン(むしろハッサクに近い)1kg、3DHで購入。
地元の若者。多少英語が通じた。この後、彼らの持っていた携帯電話で、私もみんなと一緒に記念撮影。
友人と合流後、カフェパノラマの隣の店で、カリアというひき肉をトマトベースで煮込んだタジン料理を食べる(50DH)。
びっちりと商品が収納されていて見てて綺麗。上の方の棚にある商品はどうやって取るのだろうか。ハシゴを使うのかな。
リッサニの夜。Supratoursのバス乗り場近く。この先の一番奥にカフェパノラマがある。
リッサニからフェズヘ
メルズーガ19:00始発、19:30リッサニ発フェズ行きのSupratoursの夜行バスは、19:50頃、リッサニを出発。ほぼ満席。途中、0:30~1:00まで、とある町で休憩する。車内は特に狭くもなく、快適とは言えないが、劣悪な環境でもない。日本の格安高速バスと同じレベルだろう。
バスが途中立ち寄った町。ケバブを焼いている。同じ時間にCTMのフェス行きのバスも停まっていた。
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