エリア・国 | 南アジア (ネパール) |
宿泊地(宿) | カトマンズ (HOLY LODGE) |
日付 | 2014/01/01(土) (12日目/15日間) |
旅行者 |
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2014年新年 ポカラの朝
2014年の初日の出を見るため、日の出前の6:30に起床。前日下見していた宿の屋上テラスに上がる。
屋上テラスからの展望。
北側のヒマラヤの景色に見とれ、7:05東側に目を向けると、霞の中から赤い太陽がちょこっと顔を出している。初日の出の瞬間を見逃した・・・
2014年初日の出。
何度も見る日の出だが、初日の出はなんか格別。
初日の出を見た後、レイクサイドを散歩。昨晩の喧騒が嘘のように落ち着いた雰囲気。
湖畔のチョルテンで記念撮影をしている女の子達を発見。
彼女達は観光客と思いきや、地元っ子だった。これからカレッジに行くと言っていた。今日は西暦では元日だが、ネパールで使われているビクラム暦では4月中旬に新年を迎えるようだ。
宿の近くの雑貨屋で買い出し。
ポカラからカトマンズへ
9:50発のカトマンズ行きの飛行機に乗るため、8:30頃に宿を出発。お迎えのタクシーを昨晩宿に頼んでおいた。空港までの所要時間は10分弱、料金は250ルピー。
空港に着いたのは、出発の1時間以上前の8:40くらいだったが、チェックインカウンターは、既に結構人が並んでいた。
並んでいる途中で、空港使用料(200ルピー)を別のカウンターであらかじめ払っておかないといけないことが分かり、専用のNABIL BANKのカウンターで支払う(支払い済みのチケットを渡される)。並び直し、10分以上待って自分の順番が来たが、今チェックインができるのは、私の乗る一つ前のフライトのようで、私の乗るフライトの手続きはまだ始まっていないとのこと。私の一つ前にいた中国人も同様のようで、彼が最後尾に並び直していたので、やむなく私も再度最後尾に並び直す。しかし、並び直す必要はなかったようで、私より後ろに並んでいた人達のほとんどが、私と同じフライトだったが、彼らのほとんどは並び直すことなくそのままそこに留まる。その結果、彼らより早く並び始めたにも関わらず、私のチェックインの方が遅くなった。フライト中、ヒマラヤ山脈が見える左窓側の席をゲットしたかったが、私の前に結構並んでいたので(しかも私の一つ前に並んでいた中国人は10人以上のグループの代表)、ヒマラヤンビューの席はほとんど絶望。それでもダメ元で左窓側をリクエストすると、なんと、奇跡的に空いていた。
正面に見える緑色のカウンターが空港使用料を支払うNABIL BANKのカウンター。
9:25くらいにチェックインを終え、待合室に入っても退屈だろうから、ちょっと空港の外で時間つぶし。
ポカラでのアクティビティの一つ、ウルトラ・ライト・プレーンがヒマラヤ目指して飛び立っていく。
9:50くらいに搭乗案内。徒歩で飛行機に向かう。
機内はこんな感じ。
10:03にポカラ空港を離陸。マチャプチャレが見えてくるが、すぐに旋回し、あっという間に見えなくなる。
マチャプチャレは見えなくなっても、フライト中ずっと、長大なヒマラヤ山脈を眺められる。
10:28、カトマンズ空港に着陸。
カトマンズ空港のバゲージ・クレーム(荷物受取場)。
空港からタメルまでタクシーで移動。タクシーチケット売り場で買うと650ルピーだが、空港の外にいるドライバーと交渉し、400ルピーで妥結。トランクに荷物を入れ、座席に座ると、ドライバーは別の客を探しに行ってしまう。早く移動したい私は、5分待っても出発の気配がないので、タクシーを降り、自分でトランクを開けて荷物を背負い歩き始める。すると、すぐに別のドライバーに声を掛けられたので交渉。同じ400ルピーで、私一人ですぐ出発してくれるとのこと。
空港を出たちょっと先の広いスペースでタクシーが客待ちしている。
タメル・チョーク。おびただしい数の電線が一本の電信柱に集中している。
アンナプルナ内院トレッキング中、チョムロンのショップで会った青年に教えてもらった宿、HOLY LODGEに11:30頃チェックイン。
HOLY LODGEの屋上からの展望。遠く左上にスワヤンブナートが見える。
上の写真のズーム。トタン屋根に干された衣服がカラフル。
キルティプル散策
宿で約1時間休憩し、「地球の歩き方」で「ネワールの古い街並みが残る丘の町」と紹介されていた、カトマンズ近郊のキルティプルへタクシーで向かう。ドライバーの言い値は800ルピー。それを600ルピーまで下げる。途中、渋滞ポイントがあり、40分強かかって、13:30頃にキルティプルに到着。タクシーを降りる際、ドライバーが当たり前のように800ルピーを請求してくる。一瞬カチンときたが、すぐに冷静さを取り戻し、渋滞で時間もかかったし、言い合いするのが面倒になって、当初の600ルピーから100ルピー上乗せした700ルピーを無言で渡す。ドライバーも特に文句は言わなかった。
キルティプルの街。想像していたより栄えている。
タクシーで降ろしてもらった場所のすぐ近くにキルティプルの丘に登る階段があり、それを登っていく。
階段を数分登ると左に折れ、小さな門をくぐると古い建物の住宅街に出る。観光客らしき人はおらず、人通りも少なく落ち着いた雰囲気。
チランチョ・ビハール。周りに人はいない。
チランチョ・ビハールすぐ脇の住宅。
こんな感じの路地を歩く。
なんとなく歩いているうちに、キルティプルの丘の中心に位置するバグ・バイラヴ寺院に辿り着く。中に入ると若者に声を掛けられ、色々と説明してくれるが、特にガイドは必要なかったので、この後、付いてこられないように丁重に断る。
バグ・バイラヴ寺院。
バグ・バイラヴ寺院の敷地の先がカトマンズ方面に開けており、素晴らしい展望地になっている。
左上の小高い丘の上にスワヤンブナートが見える。
この子達と一緒に展望を眺める。
バグ・バイラヴ寺院内で。子供達は写真を撮られるのが大好き。色々ポーズを変えて、何度も何度も写真を撮るよう催促してくる。
子供達の写真を撮っていると、物珍しそうに付いてくる親子がいたので、この親子の写真を撮る。帰国後、写真を見て気付いたのだが、この女性がおんぶしている赤ちゃんは、7つ上の写真の赤ちゃんと同じではないか。この女性は母親にしては若過ぎるので(10代かも)、7つ上の写真の女性が母親で、この女性は親類の人か?
「地球の歩き方」にも載っていた、出産する女神ガンガーの像。
バグ・バイラヴ寺院の前に人口の四角い池のある広場(デヴ・ポカリ)があり、その脇の旧王宮跡に古い建物がある。その建物は、今は民家になっているようだ。
旧王宮跡に建つ民家の窓。このように、窓から外を眺めている人を、あちらこちらで目にした。高窓から外を眺めて過ごすのが、地元の人達の憩いの時間なのかもしれない。
バグ・バイラヴ寺院から、丘の反対側の端にあるウマ・マヘシュワール寺院へ向かう。
ウマ・マヘシュワール寺院には、このような男女の性愛場面の彫刻された柱が何本も並んでいる。
こんな柱の全てに、堂々と?あれやこれやの官能的場面の彫刻が施されている。
ウマ・マヘシュワール寺院。地元の人達の憩いの場で、おじさん連中がたむろしていたり、親子がサッカーをしていたりする。
「地球の歩き方」に載っていた食堂「ネワ・ラハナ」で食事。時刻は16:30近く。昼ご飯を食べておらず、かなりお腹がへっている。
Chicken Samayabaje(200ルピー。写真のメニューの左)、Khen(egg)+Laa(meat)Chatamari(120ルピー)とコーラ(250ml 40ルピー)を注文。Chicken Samayabajeのおかずは、かなり辛く、正直おいしくなく、3分の1くらい残してしまった。
こんな座敷の席になっており、私が来た時間は、地元の若者らしきグループが多かった。酒も飲めるので、ちょっとした宴会になっているグループもあった。
ネワ・ラハナからの展望。丘の斜面にも建物がびっしり。
こちらはKhen(egg)+Laa(meat)Chatamari。これはおいしかった。
ネワ・ラハナで食事後、日が暮れてきたのでカトマンズへ戻ることにする。丘を下りて賑やかな通りを歩き、「地球の歩き方」の地図に載っているバス・タクシー乗り場を探す。
タクシーが数台停まっている小さな広場があるが、バスはない。ここがバス・タクシー乗り場なのか?かなり疲労感があったので、タクシーを使うことにした。言い値の800ルピーから値引きを始めるが、この時間は遠回りしないと出られないようなことを言っており、交渉する気力もなく、800ルピーで受け入れた。結果的には、来た道とは違う道を通り、多少遠回りのような感じだったが、大したことはなかった。
タクシーを拾った小さな広場。
タクシーに乗った時は、宿のあるタメルへ向かうように伝えてあった。タクシーに乗っている最中も、さっき食べたChicken Samayabajeの辛さがまだ残っており、唇の周りもヒリヒリしている。カトマンズの中心地に近付いた時に、ふと、先日、ダルバール広場近くのカフェ「スノーマン」で食べたCream Caramelを食べたくなり、行き先をダルバール広場に変更。しかし、ダルバール広場の手前で大渋滞が起きており、対向車からの情報により、ドライバーから、ここで降りた方がいいと勧められる。どの辺で降ろされたのか分からず、渋滞する車と対向する人をかき分けて数分歩いた先がダルバール広場だった。ダルバール広場の隣のバサンタプル広場ではライヴコンサートが開かれおり、広場、さらには広場横の通りも人で埋め尽くされている。
30分くらいライヴを聴き、そして熱狂する若者達を観賞し、約5分先のスノーマンでCream Caramelのみを注文。いらなくなったデジカメ画像を削除しながら、30分以上スノーマンに滞在。宿への帰り道、ライヴが行われていたバサンタプル広場を通ると、先程までの熱気が嘘のように、元のバサンタプル広場に戻っていた。
ライヴ会場を埋め尽くす若者達。かなりノリノリで、中には胴上げを始める人達もいた。
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