マカオ・香港

エリア・国東アジア (マカオ)
宿泊地(宿)マカオ2 (東京賓館)
日付2011/07/16(金) (2日目/4日間)
旅行者

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マカオの散策

8:30出発。マカオの散策開始。

マカオのポスト

可愛い屋根付きのポスト。

おすすめコース巡り

歩き方にあったおすすめコースを辿り、聖ポール天主堂跡地まで行く。香港版歩き方にあるマカオの地図はあまり細かくないので、どこの角を曲がればいいのか良く分からず、行ったり来たりすることが多かった。特に十月初五街では、どこを歩いているのか解らなくなり、古ぼけた商店街をうろうろ。

宿からちょっと歩いたところにある庚真君。

うろうろしている時に、見つけた食堂で遅い朝飯。入り口近くに座っていた小太りの香港人が食べていた焼肉鶏飯15香港ドルがウマそうだったので、私も同じものを注文する。いつも思うのだが、こういうところで食べる鶏肉は常に骨付き。それを取り除くのが少々面倒くさい。この辺の人は、器用に骨だけとりわけ、机の上に並べている(中国なら、テーブルの下に捨てるのだろうが)。鶏肉の骨なんて簡単に取れそうなのだから、最初から取り除いておけばいいのにといつも思う。

十月初五街から聖アントニオ教会への道。

聖アントニオ教会

来るはずではなかったのだけど、道を間違えてきてしまった。しかし、中の雰囲気は、大堂(カテドラル)より良かった。

聖ポール天主堂跡地

大三巴街の石畳の坂道を通る。曇り空がさらに蒸し暑くさせているのか、大量の汗をかきながら到着。教会の前の石でできた階段は広く、建物が密集していたこれまでの道とは違って、空がパッと開けた感じがした。

17世紀初頭にイエズス会が立てた天主堂。ポルトガル人だけでなく、長崎を逃れたキリシタンたちやベトナムから教徒も加わって20年余りの歳月をかけて建設された。それに従事したキリシタンの名簿は天主堂墓地で見られる(剥げかかっていたけど)。

天主堂跡地に着いた時は、すでに10時半を過ぎていたこともあり、何十人もの観光客で溢れかえっていた。壁の裏側に回ってみると、教会のあった場所は、きちんと整備された広場となっていた。

壁の裏側を登ることもできる様になっていて、そこからは、リスボアの建物を含め、マカオの町並みがよく見える。

壁の裏側に登り、そこから見たマカオの街並み。

教会のあったところ。

天主堂跡地のどん詰まりにある階段の下には、ガンガンに冷房を効かせた墓地がある。

ナーチャ廟

聖ポール天主堂の隣にある小さいナーチャ廟。

聖ポール天主堂跡地にある壁と、グランドリスボアの異様な建物。

聖ポール天主堂跡地の前に広がる階段。

モンテの砦

天主堂跡地の隣にあるモンテの砦に上がる。

砲台が並んだこの場所からの眺めもいい。今も大砲が今も海に向かっておかれているが、マカオの周りは埋め立てが進み、海は遠い。

内港方面(西側)については、対岸の中国も望めたが、北側の広州方面は高い建物が林立しているため遠くまで見えず。

北側の広州方面。

モンテの砦にあるマカオ博物館

モンテの砦の頂にあるマカオ博物館には、多くのジオラマがあり、それらはみな精巧で見ているだけで面白い。また、展示物の中には簡単な映画館みたいなものもあり、そこで見たマカオの漁民の映像には興味が惹かれた。

香港仔と同じようにマカオの海上生活者である漁民も今となっては絶滅。深夜特急のストーリー上には出てきていたので、30年くらい前までは、まだこの辺にも水上生活者はいたのだろう。ただ、魚をとっても、主食は穀物だったそうで、それを聞いたときは、なんだか不便な生き方だと思った。

カジノの大小で使われていたサイコロなど。今使われているものは、もうちょっと洗練されているけど、大きな違いはない。

マカオの乾燥肉

お土産として買ってきた乾燥肉。特定の香辛料を混ぜた、いろいろな種類のものがある。

マカオのセブンイレブン。あちこちにある。

大堂(カテドラル)

聖ポール天主堂の門前通りを抜け、セドナ広場をかすめて、その奥にある大堂(カテドラル)へ。大堂(カテドラル)の前にはたいてい広場があるもだけど、ここもそう。これがスタンダードな造りなのか。

カテドラルの内部。

マーガレット・カフェ・ナタ

さらにそこから、歩き方に載っているカスタードを求めて、リスボアの近くのマーガレット・カフェ・ナタに行く。人気店なのか、店の前には、すごい人の列。一時は並ぶ気も失せたけど、回転率がよく、列はすぐ短くなることが分かったので、我慢して並ぶ。

一つ(確か)8香港ドルのカスタードを3つ購入し、さっきの大堂前の広場にある石のベンチに座り食べる。噂通り、甘くはないけど、皮はサクサクとしていて美味しかった。

その後、気になっていたセドナ広場の正面にある民政総署の図書館を見てみる。1784年に建てられた建物で、それまでは、ポルトガル植民地統治の中枢として使われていたところ。17世紀から収集された貴重な本が保存されているということであるが、規模から言えば、日本の村の図書館並の大きさ。

なんの魚だったか、、、軒先にぶら下げられて乾燥を待っている。

福隆新街

白壁に赤い窓の通り、福隆新街。以前は遊郭だったそうだが、今はおしゃれなレストランなどが並ぶ。宿の近く。

ソルマー

深夜特急に出てきた2階建てのポルトガル料理屋。ここで沢木氏は日本人の母親と行き別れたウェイターと話をする。

再びリスボアへ

16時過ぎから、再びリスボアへ。昨日と同じように円形天井のカジノに入り、大小の台を見て回る。とりあえず、500香港ドルをディーラーに渡し、黄色のチップ5枚を昨日と同じように受け取る。チップに変えると、どうも金銭感覚が狂うのか、一枚約1000円というのを忘れてゲームに没頭してしまう。

周りを見回してみても、1枚1000香港ドルのチップを9枚づつ張っている人など、成金のような人も結構見かけた(日本のパチンコと同じで、おじいさんおばあさんも多かったな)。

昨日は、持ち玉がプラスになることも多かったが、今日は最初からマイナス基調。サイコロに何らかの細工が施していたり、人を見て出目をコントロールしているとは思えないので、単に運の問題か。確率は二分の一のはずなので、平均すれば、金は減らないはずなのだが、どんどん持ちゴマがなくなって行く。

結局、21時ごろには持ち駒がなくなり、カジノを出るはめに。帰り際、宿の近くにある新しくできたポンテ16のカジノもちょっと足を伸ばして覗いて見た。設備やスタッフもリスボアよりワンランク落ちるような感じがした。また、チップはどこも同じもを使っているのかと思ったが、こちらで使われていたのは縁がシマシマのものでデザインが違った。

リスボアと今回泊まった宿は島の丁度両端になるので、行き来が面倒くさい。カジノをやるなら、リスボアの周辺にも安宿はありそうなので、こちらに宿泊するほうがいいかもしれない。

夕食は歩き方に載っていた「祥記麺食専家」で雲呑撈麺を頼む。22香港ドル。メニューを見てみると、大盛りも出来たようであるが、、、麺がちょっと少ない。

昨日と同じように水とビールを買って帰り、ベッドに横になりながら、ビールを飲んでいると、また、何時の間にか寝入ってしまった。

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