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ニュージーランド(ミルフォード・トラック、ルートバーン・トラック)エリア:オセアニア(ニュージーランド) 日付:2012/12/30 (9/13)

ルートバーン・トラック・トレッキング2日目

朝7時過ぎ、ハウデン小屋を出発。昨晩程の雨ではないが、やはり雨が降っている。


当然のことながら沢は増水しており、濁流が白いしぶきを上げて落ちてくる。とても飲める水ではない。



樹林帯の中なので、そんなに雨は気にならない。むしろ、幻想的でなんかいい感じ。



見ごたえのある滝も所々にあり、飽きることはない。



8:14、見所の一つであるEarland Fallsに。増水時の巻道があるが、滝の直下を通るルートへ。轟音を立てて落ちる滝。雨は小降りになっているが、あっという間にしぶきでびちょびちょになる。滝の間近でしぶきを浴びながら立ち止まっていると、始めは身の危険に対する「恐ろしさ」を感じるが、次第に人間の力ではどうすることもできない自然の凄まじい力強さへの「畏ろしさ」も感じてくる。



Earland Fallsを通過した後、一帯は霧に包まれていたのに、進行方向左側の一部で霧が晴れ、青空と雪山が見えてくる。まさに奇跡的という感じ。でも、その時間は長くは続かず、しばらくするとまた真っ白い霧に包まれてしまう。



ミルフォード・サウンドでもこのような苔にびっしりと覆われた木は、珍しくなかったが、雨に濡れている方が、生き生きと感じる。


畏敬の念を抱かせるEarland Falls、奇跡的な青空と雪山、太古から続く生命を感じる樹林と苔のコラボレーションを立て続けに見て、ちょっとしたスピリチュアルな感覚になる。こういう体験をし、人は神様の存在を信じるようになるのか?かといって、今の私に確固とした宗教観が芽生えたわけではないが。




ちょうど10:00、マッケンジー小屋に到着。天気は回復傾向。日も射すようになった。小屋のすぐ先にあるマッケンジー湖を見てから、小屋のベンチでしばらく休憩。小腹がすいたので、日本から持参したカロリーメイトやミニ羊羹を食べる。
10:25、マッケンジー小屋を出発。



マッケンジー小屋を出発し、すぐに展望のいいポイントがあったので、早速寄り道。



エミリー・ピーク(右の岩峰)とオーシャン・ピーク(左の岩峰)。
オーシャン・ピークにかかっている雲は、なかなか取れてくれない。



マッケンジー小屋の先は、苔の美しい樹林帯を登る。



しばらく登ると視界が開け、右下にマッケンジー湖、正面にエミリー・ピークを見ながらの登り道になる。



山腹をエミリー・ピーク方面へ徐々に登っていき、1回左、右とジグザグに登った先(マッケンジー湖の端っこ付近)で、またUの字で左に曲がると、今度はエミリー・ピークに背を向け、そのまま登っていくことになる。



エミリー・ピークに背を向け、左下にはマッケンジー湖を見ながらしばらく登る。



マッケンジー湖。
湖の右上、島のように見える半島の上辺りにマッケンジー湖小屋がある。



やがてマッケンジー湖が見えなくなり、さらに数分登ると今度は下りになり、大きく右にカーブしていき、Hollyford Vallyを左下に見ながらの歩きになる。



この先もルートバーン・フォールズ小屋まで樹林帯はなく、見晴らしのいいトレイルがずっと続く。



マウントクック・リリー。
ミルフォード・トレックでもマッキノン・パス付近で咲いていた。



ハリス・サドルまでもうすぐの地点。左上の山がコニカル・ヒル。ここまで何組ものトレッカーとすれ違い、また、同じ方向に歩く数組を追い抜き、私よりペースの速い数組に追い抜かされたりした。



12:49、ハリス・サドルに到着。ザックを下ろして、行動食のフルーツ・バーを食べていると、まもなく雨が降ってきた。



ハリス・サドルからの展望。


13:05、荷物の大部分はここに置いていき、ミニザックに水と行動食少々、三脚を入れて、雨の中、コニカル・ヒルへ向け出発。登って程なく、下りてくる3人組とすれ違う。この後、ハリスサドルに戻るまで誰とも会わず。


コニカル・ヒルへの登り道、左下にハリス・サドルのシェルターが見える。



雨は次第に勢いを増してきて、コニカル・ヒルまでのコース上にも水が流れるようになってきた。



速足で登ること約20分。右下にハリス湖が見えてきた。ちょうどこの頃から雨はみぞれ、そして雪に変わる。手前の白いのは、もっと前に降り積もり、溶けずに残った雪。



13:37、コニカル・ヒルに着く。展望のいい所は風が非常に強く、正に吹雪の状態。雪が横から吹き付けてくる。写真を何枚か撮るが、すぐに手がかじかんでくる。三脚を立てての記念撮影も、座っての休憩もせず、13:44に下山開始。


雨と雪で濡れた岩場のトレイルは滑って危険。また、所々で小さな沢のようにトレイルに水が流れている。慎重にそして写真を撮りながら下ったため、ハリス・サドルからコニカル・ヒルまで登りは32分だったが、下りは36分かかり、14:20にハリス・サドルへ戻ってきた。行動食を口に入れ、身支度をして14:28に出発。


ハリス・サドルからしばらく歩くと目の前にハリス湖が広がる。しばらくはハリス湖を左下に見ながら湖岸の崖の上を歩く。天気が良ければ絶景だろう。



ハリス湖の末端から、このトレッキングコースの名前にもなっているルートバーン(バーンとは小川という意味らしい)が流れ出ている。この先のトレイルは、写真の右方面からぐるっと大回りして、写真右上の平原に下り立つ。ルートバーン・フォールズ小屋は写真左上の山の稜線がV字になっている辺りにある。



サウスアイランド・エーデルワイス。



雪もいつしか雨に変わり、進行方向右上に山、左下にルートバーンがクネクネ曲がりながら流れる平原を見ながら、下っていく。



途中、大きな岩の横にできた小さな岩のトンネルをくぐる。



平原まで下りてきた。



小さな滝だが水量豊富なため、すごい勢いで流れている。


平原を抜け、少し急な下り坂を下りる。途中、落差のある立派な滝を左に見て、しばらく下りるとルートバーン・フォールズ小屋。16:03到着。48あるベッドのうち、既に39が埋まっていた。
雨でビショビショになったため、着替えをすます。靴の中もビショビショの為、トイレットペーパーで念入りに靴の中そして中敷きの水分を吸収。


18:30頃、雨が上がった為、小屋の周辺を散策。小屋の裏手の小さなヘリポートのそばにある見通しのいい岩場に行くと、そこから明日通るルートバーン・フラッツ小屋近くに広がる平原が見える。







ルートバーン・フォールズ小屋からちょっと登ったところ(さっき下ってきた道の脇)にある立派な滝。周辺には何個が滝があり、雨上がりの為、水量豊富。ルートバーン・フォールズ小屋というからには、これらの滝のどれかあるいは全てを総称してルートバーン・フォールズというのだろう。



ルートバーン・フォールズ小屋のキッチン兼談話室。最終的には定員の48名が泊まった。中にはベッドのある寝室でなく、このキッチン兼談話室で寝ている人もいた。



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    • 8:20、避難小屋を出発。霧が深く見通しが利かない。

    • ミルフォード・サウンド・ロッジのキッチン。

    • 10時ぴったりに上海着。建物の作り方のせいか、なんだか途上国のにおいのようなものを感じる。同じ飛行機にまた乗るんだけれど、荷物をもって機外へ。入国審査を受け、椅子もない広場で少々待つ。「Beijing! Beijing!」と連呼している案内係のおねえちゃんの後に続いて、搭乗ゲートに移動し、そこで再び待つ。 巨大だけれど、なんだか寂しい空港。ジュース屋など食べ物屋が軒を連ねており、搭乗ゲートには甘いにおいが漂う・・・。

    • 9時半過ぎには、香港駅からエアポートエクスプレスに乗り込む。たった24分で空港までいけるところがいい。

    • シュエサンドー・パヤーからの展望。右上にダマヤンジー寺院、左上にスラマニ寺院が見える。